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2012年2月16日

- PART②- 3a (飼育準備) -

2016年10月追記、、、

メダカの卵(受精卵)の孵化日数
簡単な例をあげると、積算水温250度くらいで
水温10度の日が25日つづくと孵化
水温18度の日が14日位つづくと孵化
水温25度の日が10日つづくと孵化
のように一般的に言われることが多いです。
(あくまでも目安だと思ってください)





ひろまつ式、メダカ飼育の方法
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♪ なぜ水槽に砂や土を敷きつめるかには
大雑把にわけて二通りの理由があると考えます。

①:なるべく自然な風景をつくりだそうとする
人間側の趣味趣向
②:水中に浮遊するバクテリアだけではなく
さらに停滞できる環境をつくるため投入

①は、メダカにとって、まったくといいほど関係なし
②は、水質安定に、重要な働きをする


♪ 設備の整った環境で飼育している方の多くは
人工的に作り出したソイル、長期使用の砂で外側に
バクテリアの住める膜がはったものや
比重が軽い溶岩砂、麦飯石などの砂を使い
バクテリアを多く停滞させることを考慮しています。

これと同じか、それ以上の働きをするのが赤球土ですが
単体で使う場合は、上記の低床(床砂)よりは
多少効果がありますが、あまり環境はかわりません。

なぜなら、低床(床砂)の多くは
砂と砂の間に隙間が出来すぎてしまい
その隙間から餌や排泄物が下に落ち
手の届かない毒素の元となってしまうからです。

本来は、バクテリアが毒素をある程度分解してくれますが
隙間から落ちた、毒素の元になるものが
過剰に増えてしまいますので、水の汚れ方も早く
定期的な床の掃除も必要となってしまいます。


♪ そこで登場なのが、黒土!
赤球と赤球の隙間を埋めるためにブレンド投入し
上層の表面だけは、黒土が舞い上がるのを防ぐため
薄く(好みで約5~10mm)赤玉土を敷きます。
(稚魚用&屋外越冬用では黒土多目で
上層の赤球土コーティングは必要ないでしょう)

黒土は保温効果が大きく、他の低床(床砂)と比べ
急な温度の変化を多少抑えてくれ
屋外では、冬暖かい黒土にもぐって春をまちます。

また、屋内では水槽の下を突っつこうとする
メダカのクッションにもなってくれます。
(稚魚の多くは、隙間に潜り込もうとして
抜けだせなくなり★になってしまう事がおおいです)
(砂の場合は硬くて、メダカに傷ができやすく
春以降は雑菌もふえてくるので
傷が原因で病気にもなり★の原因にもなります)


♪ 下に落ちた餌は、低床(床砂)上部にとどまり
メダカたちが全部食べることができますし
排泄物も目立たず、そのうち土になります!

低床(床砂)の内部は、赤球土も合わせて入れることで
粘土状になるのを防ぎ、程よい隙間がつくられ
水槽立ち上げ後(1~2ヶ月)、状態がよくなってくると
低床(床砂)内部に泡がたまるようになってきます。


♪ 特に屋内水槽で、もうひとつ重要なのが酸素です。
(エアレーション、ぶくぶく)

できるだけ長くて硬質なものを選び
エアーの量を調整できるコックを
チューブとチューブの間につなぎます。

エアレーションは、生物に酸素を供給するだけでなく
空気の力で、流れのない水槽内に
対流を発生させ、水が澱むのを防いでくれます。

メダカが生きて行くにはもちろんの事ですが
ある程度の毒素を分解してくれるバクテリアにとっても
酸素の有り無しは重要となります。

屋外では、風などによって水面から
取り込まれているようなので
かならずしも必要ではありませんが
屋内水槽の場合は、飼育個体の数にもよりますが
エアレーションは、したほうがよいでしょう。


♪ 具体的に必要なもの、、、
①:気に入った好みの水槽(水1~2Lで1匹位が目安)
②:赤玉土&黒土(ホームセンターなどで調達)
③:出来れば水槽の長さに近い硬質なエアストーンと
ポンプ、チューブ、コック

♪ 低床(赤玉土&黒土)の準備
(後日写真を載せる予定です)
①:バケツなどの入れ物を用意して
まず赤玉土1杯にたいし、黒土2~5杯をいれます。
②:水道水を入れて、全体を軽く4~5回かき混ぜまぜます
③:だいたいで良いので、濁った水をすてます
④:②、③の動作を4~5回くりかえします
(綺麗にするというよりは、粉上の軽い黒土を追い出すのと
ゴミなどの見栄えが良くないものを取り除くためなので
濁りが多少あっても全然OKです)
⑤:最後は、出来るだけ多く水を捨てる
⑥:水槽に洗ったブレンド土を好みで敷く
(当方では、高さ40cmの水槽で10cm敷き詰めています)
⑦:敷き詰めたブレンド土の表面を隠すように
赤玉土だけ薄っすら(5~10mmほど)と敷きつめる


♪ 土に直接、水道水がかからないよう、オタマなどを使い
ゆっくりと水槽内に水をはります。

ある程度、濁りがおさまるまで待ち
強めのエアレーションを2~3時間かけておきます。

その後、土のあたりまで(適当に出せるだけ)水を捨て
用意しておいた育成水をいれて完了です。


♪ 立ち上げ後、1~2ヶ月目位は
少し短い間隔(5~10日位)で水換えをします。

数回水換えを繰り返すと、濁りのない水になりますが
途中、バクテリアが大発生し、水が白く濁る事がありますので
その時は水換えしてあげてください。

これ以降、低床(床砂)掃除は長期間不要で
水換えのときに、ガラス面をティッシュで拭くだけです。

なお水槽を置く場所は、太陽の光があたると
栄養たっぷりの育成水なので
ガラスが、すぐに緑色になってしまいます。
(太陽の光が直にあたらない薄明るい場所が良いと思います)


♪ かなり大雑把になってしまいましたが
後日、記事内容見直し&写真投稿する予定です。

いまの時期2~3月位に、水槽を立ち上げておけば
4月以降の産卵シーズンには
GOODコンディションになると思います。

どこかのPARTで、後日また記事にしますが
なわばり争いや、産卵シーズンでは
♂同士が♀をめぐって、激しく喧嘩をする事を
おぼえておいて下さい。


v@@v... 里子の写真を送って頂く場合
右のQRコードを読み取ってメールに添付してください。

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