事前事後報告&本業以外、特に珈琲関連 + ??????のブログ - 

2013年10月1日

- 珈琲豆の品種一覧 -

♪ 店内の生豆ディスプレイについてのガイド記事で
珈琲豆の産出国や特定銘柄別のくくりではなく
既に提供済&これから提供していくコーヒー豆の
植物学的+色々等々、品種別サンプルになります、、、

珈琲豆の焙煎や抽出なども非常に大事ではありますが
農産物である以上、産地、精製方&品種など様々な違いによって
味も異なってきますので、色々な角度から楽しんで頂けたらと。。。
(^^ そこそこ気合が入ってる人向けかもしれませんが ;)


- 珈琲豆の品種 -
(店内に置かれているサンプル+α++)

・PLANTAE / ANGIOSPERMS / EUDICOTS / CORE EUDICOTS / ASTERIDS / LAMIIDS / GENTIANALES / RUBIACEAE / IXOROIDEAE / COFFEA / EU COFFEA / →→→
(植物界 / 被子植物 / 真正双子葉類 / コア真正双子葉類 / キク類 / シソ類 / リンドウ目 / アカネ科 / サンタンカ亜科 / コフィア属 / エウ コフィア亜属 /

↓↓↓

→ PACHY COFFEA / COFFEA LIBERICA / SUB SPECIES & VARIETY..
 パチ コフィア節 / リベリカ種 / 亜種・変種 : リベリゴ、アルノルティーアノ、エクセルサ等)
  &
→ ERYTHRO COFFEA / COFFEA CANEPHORA / SUB SPECIES & VARIETY..
 エリスロ コフィア節 / カネフォラ種 / 亜種・変種 : カネフォラ、コニロン、ロブスタ等)
  &
→ ERYTHRO COFFEA / COFFEA ARABICA / SUB SPECIES & VARIETY...
 エリスロ コフィア節 / アラビカ種 / 亜種・変種 : ↓等々)
  &
♪現在、コーヒーの木属は125種で、飲用目的とされている3種のリベリカ種・カネフォーラ種・アラビカ種は、それぞれが属の最下層種。
♪現在、アラビカ種に植物学上の亜種や変種は存在しないらしく、全て栽培品種(アラビカ種アラビカ品種)として扱われているもよう。
♪遺伝子解析の結果、父型にカネフォーラ種系統、母型にユーゲニオイデス種系統の異種交配によって生まれたのがアラビカ種と推測。※参照↓
  ↓
♪SUB SPECIES (亜種 / 基準種と同系統ではあるが、同一扱いするには生態的に違いが多すぎる豆など:けっこうな違い!?)
♪VARIETY (変種 / 基準種と概ね同一ではあるものの、形態的に若干の違う特徴を得た豆など:ちょっとした違いか?) 
  +
♪FORMA (品種 / 基本的には同一種ではあるが、一定の特徴を元に分けられた極々々小さな違い:植物学上ほとんど同一なの?) 
♪NATIVE SPECIES (在来品種 / 特定の地域に古くから存在し、一定の特徴によって分けられたもの:あえて言うなら気持ちの問題??)
♪CULTIVAR (栽培品種 / 人為的に育てられている種で、利用目的別に分けられた一群:植物学上ほとんど同一ってこと?)
  &
等々↓
  &
ABYSSINICA (エチオピア. アビシニカ / Kaffa:カッファ州、野生&半野生)
  +
ETHIOPIAN HEIRLOOM (エチオピアン・エアルーム / 在来↓)
  ↓
Ennaria (エナリア品種 / Kaffa:カッファ州)
Kaffa (カッファ品種 / Kaffa:カッファ州)
Harrar (ハラー品種 / Hararghe:ハラリ州)
Arraro (アラロ品種 / Hararghe:ハラリ州)
Ittu (イトゥ品種 / Hararghe:ハラリ州)
Irgalem (イルガレム品種 / Sidamo:シダモ州)
Dilla. (ディラ品種 / Sidamo:シダモ州)
Alghe. (アルゲ品種 / Sidamo:シダモ州)   
Jimma (ジンマ品種 / Oromia:オロミア州)
Malo (マロ品種 / Oromia:オロミア州)
Gesha. (ゲシャ品種 / Oromia:オロミア州)
...等々
  &                                                                               
YEMEN HEIRLOOM (イエメン. エアルーム / 在来↓)
  ↓ 
Dawairi (ダワイリ品種 / 1700m付近までの栽培、中位で丸型)
Tufahi (トゥファーイ品種 / 1700m~2000m付近の栽培、中位でリンゴ型)
Udaini. (ウダイニ品種 / 2000m付近までの栽培、小さ目で丸型)
Burra'i. (ブラーイ品種 / 2500m付近までの栽培、小さ目で楕円型)
...等々
  &
CULTIVAR (カルティバー / 栽培↓)
  ↓ 
Tipica. (ティピカ品種 / )※1参照↓
Bourbon. (ブルボン品種 / )※2参照↓
Mokka. (モカ品種 / レユニオン : ブルボン系)※3参照↓
Murta. (ムルタ品種 / レユニオン : ブルボン系)※4参照↓
Leroy. (リロイ品種 / レユニオン : ブルボン系)※5参照↓
RumeSudan. (ルメスダン品種 / スーダン : エアルーム系)※6参照↓
DillaAlghe. (ディジャアルゲ品種 / エチオピア : エアルーム系)※7参照↓
Gesha. (ゲシャ品種 / エチオピア : エアルーム系)※8参照↓
Gaisha. (ゲイシャ品種 / エチオピア : エアルーム系)※8参照↓
Jawa. (ジャワ品種 / ジャワ : ティピカ系)※9参照↓
Electa. (エレクタ品種 / ジャワ : ティピカ系)※10参照↓
Cartica. (カルティカ品種 / ジャワ : ティピカ系)
Bergendal. (バーゲンダル品種 / スマトラ : ティピカ系)
×Padang (パダン品種 / スマトラ : ティピカ系)
Bonifieur. (ボニフィエー品種 / グアドループ : ティピカ系)
Kreyol. (クレオール品種 / ハイチ : ティピカ系)
Criollo. (クリオージョ品種 / ドミニカ : ティピカ系)
BlueMt. (ブルーマウンテン品種 / ジャマイカ : ティピカ系)
PlumaHidalgo. (プルマ・イダルゴ品種 / メキシコ : ティピカ系)
Guatemalan. (グァテマラン品種 / グァテマラ : ティピカ系)
PacheComun. (パチェ・コムン品種 / グァテマラ : ティピカ系)
VillaLobos. (ヴィジャ・ロボス品種 / コスタリカ : ティピカ系)
SanRamon. (サン・ラモン品種 / コスタリカ : ティピカ系)
Pajarito. (パハリート品種 / コロンビア : ティピカ系
Sumatra. (スマトラ品種 / ブラジル : ティピカ系)
Maragogype. (マラゴジッペ品種 / ブラジル : ティピカ系)
Javanica. (ジャバニカ品種 / ニカラグア : ティピカ系)
Java. (ジャバ品種 / カメルーン : ティピカ系)
Kent. (ケント品種 / インド : ティピカ系)
Arusha. (アルーシャ品種 / タンザニア : ティピカ系)
Mibirizi. (ミビリッジ品種 / ルワンダ : ブルボン系)
IkawaNdende. (イカワ・ンデンデ品種 / ルワンダ : ブルボン系)
Mayaguez. (マヤゲス品種 / ブルンジ : ブルボン系)
Tekisic. (テキシック品種 / エルサルバドル : ブルボン系
Pacas. (パカス品種 / エルサルバドル : ブルボン系)
VillaSarchi. (ヴィジャ・サルチ品種 / コスタリカ : ブルボン系)
Catura. (カツーラ品種 / ブラジル : ブルボン系)
Montecristo. (モンテクリスト品種 / コスタリカ : ティピカ&ブルボン交配)
MundoNovo. (ムンド・ノーボ品種 / ブラジル : ティピカ&ブルボン交配)
Acaia. (アカイア品種 / ブラジル : ムンド・ノーボ変異)
Garnica. (ガルニカ品種 / メキシコ : ムンド・ノーボ&ティピカ交配)
Catuai. (カツアイ品種 / ブラジル : ムンド・ノーボ&カツーラ交配)
Maracaturra. (マラカツーラ品種 / ブラジル : マラゴジッペ&カツーラ交配)
×Maracatu (マラカツ品種 / ニカラグア : マラゴジッペ&カツアイ交配)
Pacamara. (パカマラ品種 / エルサルバドル : マラゴジッペ&パカス交配)
N39. (N39品種 / 選抜. リャムング・ラボラトリ)
K7. (K7品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
SL11. (SL11品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
SL14. (SL14品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
SL27. (SL27品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
SL28. (SL28品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
SL34. (SL34品種 / 選抜. スコット・ラボラトリ)
Jackson. (ジャクソン品種 / ハイブリッド. リベリカ+アラビカ交配)
Ruiru11. (ルイル11品種 / ハイブリッド. カネフォラ+アラビカ+SL28交配)
Icatu. (イカツ品種 / ハイブリッド. カネフォラ+アラビカ+ムンド・ノーボ+カツアイ交配)
Catucai. (カツカイ品種 / ハイブリッド. イカツ&カツアイ交配)
Timor. (ティモール品種 / ハイブリッド. カネフォラ+アラビカ交配)
Catimor. (カティモール品種 / ハイブリッド. ティモール+カツーラ交配)
IHCAFE90. (IHCAFE90品種 / ハイブリッド. ティモール+...カツーラ交配)
Castillo. (カスティージョ品種 / ハイブリッド. ティモール+......カツーラ交配)
Sachimor (サチモール品種 / ハイブリッド. ティモール+ヴィジャ・サルチ交配)
CentroAmericano. (チェントロ・アメリカーノ品種 / ハイブリッド. ルメスダン+サチモール交配)
  &
Jumber., Lasuna. (ジュンベル、ラスナ品種 / ハイブリッド. S-Line系 : リベリカ+アラビカ交配)
Ateng., TimTim. (アテン、ティムティム品種 / ハイブリッド. HdT系 : カネフォラ+アラビカ交配)
  +
ClassicSumatra : Bergendal., Garonggang, OnanGanjang, Sidikalang (バーゲンダル、ガロンガン、オナン・ガンジャン、シディカラン品種 / スーパー・ティピカ系)
  &
...等々
  &
Qishr, Cascara, Sultana (キシル、カスカラ、サルタナ / 種子を取り除いた果皮と果肉)
  &
Parchment (パーチメント / 脱穀前の玄豆のような皮付種子) 
  &
Flatbean (フラットビーン / 平豆)
Peaberry (ピーベリー / 丸豆)
LongBerry (ロングベリー / 長豆)
  &
Lond (ブルボン品種. ブルボン品種の先丸形状豆 / ロンド・タイプ)●参照↓
Pointu (リロイ品種. ブルボン品種の先尖形状豆 / ポワントゥ・タイプ)◇参照↓ 
  ↓ 
Leroy : Laurina (リロイ品種 : 別名ラウリーナ / ポワントゥ形状)◇参照↓ 
Leroy : LaurinaFrondoso (リロイ品種 : 別名ラウリーナ・フロンドソ / ロンド形状)◆参照↓
  &
Red(Vermelho), Yellow(Amarelo), Pink, Orange, Botucatu(YellowTipica) (各品種 / 果皮色)
  &
RAISIN : DryOnTree (樹上完熟豆 / 収穫方)
  ↓ 
NATURAL (ナチュラル / 精製方).
.WINEY PROCESS (ワイニープロセス / 精製方)
WASHED (ウォッシュド / 精製方)
SEMI-WASHED (セミ・ウォッシュド / 精製方)...
.SUMATRA (スマトラ / 精製方)
.PULPED NATURAL (パルプド・ナチュラル / 精製方)
.HONEY PROCESS (ハニープロセス / 精製方)
  ↓ 
sun dry (サン ドライ / 乾燥方)
sombra dry (ソンブラ ドライ / 乾燥方)
win dry (ウィン ドライ / 乾燥方)
machine dry (マシン ドライ / 乾燥方)
  &
KILIMA-NJARO (ケニア&タンザニア. キリマンジャロ / 栽培エリア)
LINGTONG (インドネシア. リントン / 栽培エリア)
BARAHONA (ドミニカ. バラオナ / 栽培エリア) 
ANTIGUA (グァテマラ. アンティグア / 栽培エリア)
NARINO (コロンビア. ナリーニョ / 栽培エリア)
CERRAD (ブラジル. セラード / 栽培エリア)
  &
Jawa. ClassicTipica (ティピカ品種 / ジャワ バンドン スンダヘイジョ)
Guadeloupe. ClassicTipica (ティピカ品種 / グアドループ バステール バニベル)
GrandeTerre. BourbonPointu (リロイ品種 / グランド・テール ファリノ イダ・マーク)
SaintHelena. BourbonLond (ブルボン品種 / セント・ヘレナ サンディー・ベイ バンブーヘッジ)
SanCristobal. AntiqueBourbon (ブルボン品種 / ガラパゴス サン・クリストバル カフェタル)
Fogo. ClassicArabica (アラビカ種-?品種 / カーボベルデ フォゴ マチョニ )


※: 父型カネフォーラ種系統、母型ユーゲニオイデス種系統が
唯一混在できる地、アフリカ中部のアルバート湖周辺が原産と考えられ
1万年前頃の氷河期が終わった後、北上し生き延びていた子孫が
現在のスーダン南部付近で発見されたのち
エチオピア高原から再び繁殖しはじめたと考えられている。
野生のコーヒーの木(実)は、エチオピアで飲食としての用途で使われ始め
その後イエメンに渡り、初めて人の手による栽培が始まる。
コーヒーの木の種子が飲用として広く使われるようになった頃は
輸出する出港がモカ港のみであったためイエメンを経てヨーロッパに広まった。
当時、宗教的理由?で数百年間はイエメンの独占状態が続くが
その後、オランダやフランスらの努力?によって世界各国へと広がっていった。

※0: ここで言う基準種とは、最初に学名がついただけの事だけであって
全ての大元と言う意味ではなく、便宜上の目安としての呼び方にすぎません。
※0+: ティピカ→ブルボン、ブルボン→ティピカ、どちらが元か
又は、まったく別の祖先かは今だ正式に解明されているわけではないもよう。
(現在、植物学上アラビカ種は最下層の一部で、下層に種は存在せず全てがアラビカ品種)

※1: 初めて学名が付けられ基準種となった栽培品種で、オランダ絡みで各地に広がる。
※1+: エチオピア→イエメン→インドネシア→カリブ→中米→南米、各国
(イエメンから何度か盗み出された品種で、初期にインドやセイロンで移植された方はほぼ壊滅)
                                                                   
※2: 基準種(ティピカ)と同時期には既に存在した栽培品種で、フランス絡みで各地に広がる。
※2+: エチオピア→イエメン→ブルボン島→寄港地→南米、各国
(イエメンから正式に贈られた品種で、さまざまな航海を経て南米までたどり着き各国で栽培)

※3: イエメンからブルボン島に渡って突然変異したか元々エチオピアに存在していたかは不確か。
※3+: エチオピア→イエメン→ブルボン島→南米、各国
(生産性が低く流通しているものは僅か、もともとカフェイン低含量だがハワイのハイブリッドは通常量)

※4&5: イエメンからブルボン島に渡って突然変異したか元々エチオピアに存在していたかは不確か。
※4&5+: エチオピア→イエメン→ブルボン島→南米、各国
(生産性が低く流通しているものは僅か、他の豆よりもカフェインの含量がきわめて少ない品種)

※6: スーダンで発見された野生品種、新たな改良品種を作るための掛け合わせ元としても使われた。
※6+: スーダン(南部)→(各国の試験場)
(生産性が低いわけではないが限られた農園でのみ栽培、透明感のある魅力的な香味をもつ品種)

※7: エチオピアで野生品種として発見されたが、試験栽培が主で殆んど流通することがない。
※7+: エチオピア(アルゲ)→(各国の試験場)
(生産している農園は極端に少ないが、風味が非常に豊かで独特のコクと旨味をもつ品種)

※8: エチオピアで野生品種として発見された後、近年各国で広がりを見せている。
※8+: エチオピア(ゲシャ)→アフリカ→中米、各国
(生産地や精製方によって味わいは色々異ってくる、系統品種は幾つかあるがどれも果実味豊な品種)

※9: コーヒー豆伝来初期の頃ジャワ島に伝わったもので、その後各国にティピカ品種として広がった。
※9+: エチオピア→イエメン→インドネシア、各国
(昔コーヒー豆の病気から免れた子孫が、現在わずかな農園でのみ栽培され流通している)
※9++: スマトラ島に渡った初期のティピカ品種の子孫は、現在「クラシックスマトラorスーパーティピカ」と呼ばれている。

※10: ジャワ島に渡ったティピカ品種が変異したもので、現在は限られた農園でのみ試験栽培。
※10+: エチオピア→イエメン→インドネシア→(各国の試験場)
(大き目で両端が尖っている豆が多く、大型版ティピカ・ポワントゥとでも言いたくなるような?形)
※10++: 近年流通しているSLine系やHbT系などとは別扱いで、古い時代のティピカ変異種。

●ブルボン品種の先端が丸みを帯びている豆のことを
総じてブルボン・ロンドと言うらしいです。

◇◆ブルボン品種の先端の尖った形状の豆をポワントゥと言い
品種自体はリロイで、中南米では別名ラウリーナと呼ばれています
ラウリーナの中でも先祖帰り?して先端が尖らない形状の豆を
ラウリーナ・フロンドソと呼ぶらしいです。

@: 品種名(英語)の前に×印の付いているものは、当店未入手の品種になります。


※代表的な品種+α++のみの記載の簡易版、、、

正しいか正しくないかは別として
一般的?に言われているものをまとめただけなので
確実性は求めないでくださいませです、、、

現在は、DNA解析など科学技術の進歩もあり
新しい解釈が今後もでてくる可能性があるかもしれません。


・珈琲豆の品種別生豆サンプル+α++


御食事の前中後、テーブルに持ち出しOKなので楽しんで下さい。
(入りきらない品種も有りますので、興味のある方は御声を)


珈琲豆の格付説明もよろしければどぞです。


v@@v... HIROMA’TEAS

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